２月１６日日曜日、自治会防災訓練が行われました。

　会員の皆さんは、一時集合場所に集合、集合した皆さんで黄色い布を掲げた家を数えていただき、安否確認訓練を行いました。

　一時集合場所には　『６０１名』の会員が集まり、黄色い布は　『５８２軒』に掲げられていました。多くの皆さんに参加をしていただき、ありがとうございました。

　組長さんには各組の集合状況を知らせに自治会館に集まってもらい、そのまま『クロスロード』ゲームと起震車による地震体験に参加していただきました。

　この訓練は、参加希望者を含めて【６９名】の参加と自主防災役員及び有志のスタッフが【１１名】、起震車で地震体験の指導をしていただいた千代田消防署の隊員の皆さん【４名】、合計【８４名】での実施となりました。

　災害対応ゲーム『クロスロード』は８グループに分かれ、各グループごとにゲームを進めていきました。各設問で、様々な状況での答えの出しにくい課題が出され、参加者には必ず「Yes、No」を決めていただき、多数決を取っていきました。

　災害時にはどちらが正解かわからない、それぞれの立場で答えが違ってくるような状況「ジレンマ」が起こることをゲームを通して体験しました。

　起震車による地震体験では、希望者全員が東海地震を想定した震度７クラスの地震を体験しました。緊急地震速報が流れ、横揺れから始まり、だんだんと揺れが大きくなり、震度７の縦、横、斜めの揺れを体験しました。この体験では１分間程度の長さでしたが、実際の南海トラフ地震では倍の２分間揺れ続ける可能性が有ると消防署の隊員言葉を聞き、「家が壊れてしまう」「今の家具の固定だと不安」など体験者同士で感想を話していました。

　実際に揺れを体験し、また外から揺れの状況を見ることによって、災害が起こる前に、今できることを再確認する事が出来ました。

2025.02